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<NTTドコモが提供する無線呼び出しサービス「ポケットベル」(現・クイックキャスト)が、3月31日でサービスを終了する。 1968年7月から始まったポケットベルは、約40年の歴史に幕を下ろすのだ。 ポケットベルの全盛は、1996年だ。 テレメッセージ系列も合わせると、1,078万(うちドコモは649万台)の契約があった。当時は、女子高校生を中心とした「ベル友」ブームが巻き起こった。 それを明確に示す資料がある。 1996年のピーク時には、女性の契約者のうち、10代が36%を占めているというものだ。続いて20代が43%で、30代より上の世代は、合計しても20%程度にとどまる。さらに同年における女性の新規契約のうち、10代が64%を占めているという驚異的な数字も見られる。>